会則
- 第一章 総則
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第1条(名称)
本会は、とうほく脊椎内視鏡研究会(Tohoku Society for Endoscopic Spine Surgery:
TESS)と称する。
- 第二章 目的および事業
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第2条(目的)
本会は、脊椎内視鏡手術における諸問題を討議し、手術手技を安全に普及するための教育および研究、ハンズオンセミナー等を行い、脊椎診療の発展に貢献することを目的とする。
活動を通じて「とうほく」地区7県間で、会員相互の懇親を高める。
患者や医師の居住地によって、本来必要な脊椎診療や、患者が希望する脊椎内視鏡手術が提供できない問題を生じないように、会員間で連携する。
災害やコロナ禍でも、脊椎手術を必要とする患者に適切な治療を提供できるように、各地と連携し活動を行う。
上記(1)〜(4)の目的を達成し、患者に情報を提供し、脊椎外科医が最新治療や手術の学習や研鑽ができるように、最新のIT機器や映像配信機器等を積極的に活用し、医療のデジタル・トランスフォーメーションを推進する。
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第3条 (事務局)
本会は、事務局を下記に置く。とうほく脊椎内視鏡研究会 事務局
〒982-8555 宮城県仙台市太白区鈎取本町2丁目11番11号
仙台西多賀病院 脊椎内視鏡センター
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第4条(事業)
本会は、前条の目的を達成するため以下の事業を行う。
とうほく脊椎内視鏡ハンズオンセミナー(ドライモデルトレーニング・ウエットモデルトレーニング)と、とうほく脊椎内視鏡web
seminar(以下web seminar)の開催
手術見学または国内留学の斡旋
日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医の取得を目指す脊椎外科医への支援
ホームページ上での情報提供
(5)研究発表記録等の発行
(6)各医療機関および脊椎外科医にデジタル・トランスフォーメーションを推奨するための必要情報の提供
(7)関連学術団体との連携及び協力
(8)その他、本会の目的を達成するために必要とされる事業
- 第三章 会員、運営、役員
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第5条(会員)
個人会員は、本会の対象領域に関心を持つ医師及び医療従事者とする。賛助会員は、本会の趣旨に賛同し、賛助金を納入する個人、法人とする。入会は役員会で承認する。
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第6条(会費)
個人会員及び賛助会員の年会費は徴収する。年会費は別途役員会で決定する。年会費とは別に、ハンズオンセミナーの時に、個人会員から参加費、賛助会員から賛助金、web
seminarの時に、賛助会員から賛助金を徴収する。詳細は第12条に示す。
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第7条(運営)
会員の中から幹事を置き本会の運営を行う。
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第8条(役員会・幹事・事務局長・監事・広報)
役員会を当会の唯一の決議機関とし、幹事及び役員会の推薦のあった者が幹事に就任しその構成員となる。
幹事は、推薦等によって各県から1名選出される。庶務全般の総括を行う事務局長を選出する県からは、もう一名幹事を選出できる。若干名は特別幹事として、「とうほく」地区7県以外から役員会の議決をへて選出可能とする。特別幹事にも議決権を付与する。
会計および業務執行の監査を行う役職として監事を置く。広報活動を行う役職として広報を置く。監事3名と広報1名は役員会で選考した事務局長が委嘱し、役員会で任命する。
幹事、事務局長、監事、広報の任期は3年とする。なお、再選は妨げない。幹事は会計を兼任することがある。
役員会は、ハンズオンセミナー開催時と、年度末までの会計報告の年2回、開催する。また、必要に応じて随時開催する。
役員会は、全幹事の過半数(委任状を有効とする)をもって成立とする。決議は出席者(委任状を有効とする)の過半数を要する。
本会則は役員会で協議の上、改訂する事ができる。
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第9条(顧問)
幹事とは別に若干の顧問を設ける。
顧問は、日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医を所有し、教育・研究機関で脊椎診療を行う代表者またはその経験者とし、適宜、幹事に支援および助言を行う。
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第10条(担当幹事)
担当幹事は年1回のハンズオンセミナーまたは年数回開催するweb
seminarの事務を総括する。
担当幹事は各県持ち回りとし、役員会において選出する。
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第11条(運営費・会計)
本会の運営費は、年会費、参加費ならびに賛助金をもってこれに当てる。
当会の会計年度は毎年 4月 1日より翌年 3月 31日とする。
会計は各担当幹事と事務局が担当し、監事は監査を行い、役員会を開催して会計報告を行う。
- 第四章 会の開催
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第12条(ハンズオンセミナー/web seminar)
とうほく脊椎内視鏡ハンズオンセミナーは年1回の開催とする。
とうほく脊椎内視鏡web seminarと手術見学等は年数回の不定期の開催とする。
ハンズオンセミナーおよびweb seminarは各県持ち回りで開催する。
ハンズオンセミナーごとに参加者から参加費を徴収し、これとは別途にハンズオンセミナーの受講者からは、日本整形外科学会が規定するハンズオンセミナー受講料を徴収する。
web seminarの参加費は無料とする。
参加費の変更は、役員会の議決を経て決定される。ハンズオンセミナー・web
seminarの賛助金は、その都度検討する。
- 第五章 細則
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第13条(共催)
本会の趣旨に賛同する団体と共催とすることができる。
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第14条 (退会および会員・賛助会員資格の喪失)
退会を希望するものは、その旨を届け出なければならない。
2期続けて、期日までに会費を納入しないものは、退会とみなす。
本会の目的に反する、あるいは本会の名誉を著しく傷つける行為があった場合は、役員会の審議をもって
会員資格を喪失する。
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第15条(会則の変更)
本会則を変更する場合には、役員会の議決を経て会員に報告される。
- 第六章 附則
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第16条(研究会設立時、役員)
この会則の定めるもののほか、当研究会の運営に必要な事項は、役員会の決議により別に定める。当研究会の設立時の発起人、幹事、事務局長、監事、広報・特別幹事、顧問は以下の通りである。役員会の了承を得て成立する。
発起人:(五十音順)
千葉 克司(山形県:済生会山形済生病院 整形外科 診療部長)
富田 卓(青森県:青森県立中央病院 整形外科部長)
二階堂 琢也(福島県:福島県立医科大学 整形外科学講座 准教授)
山屋 誠司(宮城県:仙台西多賀病院 整形外科 脊椎内視鏡センター長)
幹事:(五十音順)
勝見 敬一(新潟県:新潟中央病院 脊椎・脊髄外科センター長)
木村 竜太(秋田県:秋田大学大学院 整形外科学講座)
千葉 克司(山形県:済生会山形済生病院 整形外科 診療部長)
富田 卓(青森県:青森県立中央病院 整形外科部長)
中川 智刀(宮城県:仙台整形外科病院 副院長・脊椎脊髄内視鏡手術センター長)
二階堂 琢也(福島県:福島県立医科大学 整形外科学講座 准教授)
沼田 徳生(岩手県:栃内病院 副院長)
山屋 誠司(宮城県:仙台西多賀病院 整形外科 脊椎内視鏡センター長)
事務局長:
山屋 誠司(宮城県:仙台西多賀病院 整形外科 脊椎内視鏡センター長)
監事(会計監査役)
富田 卓(青森県:青森県立中央病院 整形外科部長)
監事(業務執行監査役)
千葉 克司(山形県:済生会山形済生病院 整形外科 診療部長)
二階堂 琢也(福島県:福島県立医科大学 整形外科学講座 准教授)
広報・特別幹事
成田 渉(京都府:亀岡市立病院 整形外科 脊椎センター長)
顧 問:(五十音順)
相澤 俊峰(東北大学大学院外科病態学講座 整形外科学分野 教授)
西良 浩一(徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学 主任教授)
出沢 明(出沢明PEDクリニック院長、帝京大学医学部附属溝口病院整形外科 客員教授)
山田 宏(和歌山県立医科大学 整形外科学講座 教授)
吉田 宗人(角谷整形外科病院院長、和歌山県立医科大学 整形外科学講座 名誉教授)
*所属名および役職は2021年4月16日時点。